砂糖

概して砂糖を多くとれば、虫歯になりやすくなると考えられています。本当にそうでしょうか。答えはNOです。確かに、ミュータンス菌が糖類をエサにしてプラークを作り、そこから発生する酸によって歯が溶ける現象が虫歯といえます。

しかしながら、ミュータンス菌が口の中に存在しなければ虫歯にはなりません。逆にミュータンス菌が存在しても、シッカリとしたオーラルケアを実施していれば虫歯になる確率は下げられます。

更に、虫歯を「細菌感染症」という生活習慣病の一種であると考えれば、日頃から規則正しい生活のリズムで活動し健康に気を配っていれば、虫歯にかかりにくいともいえるでしょう。要は、免疫力を高く保つことです。

砂糖をとるといっても、その形はさまざまです。例えば、飴を長時間なめ続けるのと、甘い缶ジュースを一気飲みするのとでは意味が違います。つまり、口の中に砂糖が滞在する時間の長さが違うのです。

基本的に、食事に含まれる糖分ていどの砂糖では、虫歯になるとかならないとかには大した影響はないと言われています。また、甘い缶ジュースを一気飲みしても、虫歯にはなりにくいといえます。虫歯になりやすい砂糖のとり方とは、飴を長時間なめ続けるといった形のものです。つまり、確かに砂糖は虫歯の原因となりますが、その砂糖のとり方によって虫歯になる確率は違ってくるのです。

砂糖を完全に生活から排除するのは、難しいことです。甘い味というのは、心身をリラックスさせてくれる効果があります。砂糖なしの生活は、人との関わりにも影響してくることでしょう。

アメリカでは、1960年から水道水にフッ素を混ぜています。その結果、虫歯になる確率が急激に下がったといいます。虫歯を防ぐ方法は、砂糖を控えることばかりではありません。

歯垢の除去

キチンと毎日ブラッシングをして、歯垢を取り除きましょう。そうすれば、歯石が発生したり、虫歯や歯周病になったり、口が臭うといったことを防ぎやすくなります。

1日に最低でも2回は歯を磨くなどのケアの実施を習慣化しましょう。普通に手を使った歯ブラシでのケアもよいですが、電動歯ブラシを使うのも効果的です。これにより、ブラッシングら楽になり、3分以上のブラッシングも実現が簡単になります。また、電動歯ブラシでのブラッシングですと、手を使った歯ブラシでのケアよりも、2倍の歯垢を除去できるともいわれています。電動歯ブラシで手軽にブラッシングをを行い、手軽にオーラルケアをしてみましょう。

効果的なブラッシングのコツは、歯の全面を磨くことです。歯の一本一本を丁寧に磨いていくのです。こうすることで、磨き残しをなくすことができます。また歯だけでなく、舌もブラッシングすることで口臭を防ぐことができます。

歯石や虫歯を防ぐために私たちが自らできることは、歯ブラシとフロスで歯垢をシッカリと除去することです。歯石が形成されてしまえば、虫歯や歯周病の原因となります。

また歯科医へ通うのが嫌でも、歯が痛くなる前に歯科検診を受けることによって深刻な問題を事前に解決しておくことにつながります。歯科医は歯石に蓄積などを発見した場合、その歯石を取り除いてくれます。歯石は歯科医でなければ除去できません。また歯科医は、エナメル質を修復するためにフッ素製剤を塗布してくれます。

フッ素製剤を歯の表面に塗布しますと、歯の組織に浸透してエナメル質を強固なものにしてくれます。エナメル質が強くなれば、虫歯になりにくくなります。歯石が蓄積しているかなと思ったら、歯科医へいって処置してもらいましょう。